当施設は、平成5年、高知県土佐山田町町立美術館・ディサービスセンターの文化・福祉併用施設として、山田総鎮守八王子宮の西隣に地元の人々の交流の場としてまた、憩いの場として設立され、現在は香美市の[地域福祉センター]と[保健センター]が併設され、社会福祉協議会が運営母体となり、「プラザ八王子ディサービスセンターとして地域福祉の一翼を担っています。
高知県下では、いち早く高齢者の快適な入浴サービスの運営の為、浴槽水浄化・浴槽感染防止・排水の環境保全に資する為、完オゾ殺菌ろ過機器を導入しました。
お蔭様で、完オゾ機器導入以来、約20年に渡り、利用者の浴槽感染事故は一度も無く地域福祉の入浴サービス事業を行っています。
ただし、平成18年8月当施設の浴槽水からレジオネラ菌検出報道があり、施設の休館時等完オゾ循環装置の作動して無い場合のレジオネラ菌発生・混入の可能性が原因と推定し、更なる、完オゾ機器の運営検証を関係者啓発教育を考えて、平成19年2月7日(水) 「社会福祉施設におけるノロウィルス浴槽水感染防止への研修会」として、当施設にて「高知エコデザイン地方議員連盟」が主催して、高知県老人福祉施設協議会と高知県身体障害者(児)施設協会が後援して、地域保健所及び行政関係者介護関係者へ研修会を行いました。
御蔭さまにてレジオネラ菌は元よりノロウイルス等のあらゆる浴槽感染の防止の対応が整い、利用者・介護職員共々感染防止の意識向上と福祉施設を中核とした公衆衛生のレベルアップに多少でも貢献できつつあると想定しています。
機器使用後耐用年数の20年を経過しつつありますが、毎月の定期メンテナンスの関係でメーカー回答では、機器はだまだ使用が可能ですので、浴槽感染防止と排水の環境保全、ラニングコスト削減へ向けて大切に運営使用して参りたく存じます。
香美市社会福祉協議会 事務局長 徳広博国 機器担当者 尾立
平成5年(1993)7月導入
|