浴槽水オゾン消毒殺菌システム「セラゾン」トッピックス

特別養護老人ホーム「くりのさと」

完オゾ殺菌循環浴槽水ろ過システム「セラゾン」「アカパス」導入

北海道の福祉施設の入浴衛生管理は、レジオネラ菌のみならず、ノロウイルスの施設内被害が憂慮されており、最近は、年間を通じて集団感染の予防対策が必要です。また、建設当初から安全対策として浴槽水の入れ替えを毎日行っていた為、水道水や特に燃料費が多く掛かっていました。

* しかし、平成19年2月、浴槽感染防止・ランニングコスト削減を目的として、(財)中央競馬馬主社会福祉財団の助成事業対象【完オゾ浄化装置整備事業】により、大浴槽<15t/h>小浴槽<5t/h>を配管工事と共に導入しました。
此れまでの毎日の浴槽水の換水から現在は、3ヶ月に1回の換水では、導入前後の水道代【1/50】・施設全体で燃料代【1/9】低減し、大幅なランニングコスト削減になっています。
また、浴槽水は飲料水レベルの水質を保ち、完オゾメーカーの定期メンテナンス(2回/年)と指定水質検査により、浴槽感染防止PL保険<三井・住友海上火災(株)>により、利用者の安全にも配慮されています。
また、完オゾ機器導入当初は、設備の構造上循環方式で無かったので湯面上の『垢』、が残る等の問題解決の為、完オゾユーザー向けの『垢採り装置』をメーカーへ開発提案を行い、商品化へ協力を行い導入後のケアも充実しています。
また、今般の東日本大震災の教訓を活かし、災害時には、地域の方々へ完オゾろ過機器の有効活用も検討したく思っています。

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平成23年10月吉日
特別養護老人ホーム「くりのさと」
前施設長・栗山福祉会理事 梅津 弥須治
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機械室風景
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三上事務長
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『垢採り装置』アカパス