平成9年、浴槽水の長期利用及び施設排水から地域環境を保全する事を目的に、厚生労働省社会援護局、老健局の『資源有効活用補助金』を活用して、市高齢者総合福祉センターに「完オゾ」ろ過機器を導入し、運用しています。施設利用者の皆さんには、完全オゾン処理の技術で飲料水レベルに浄化された水質で入浴を楽しんでいただいています。
平成13年には、入浴施設のレジオネラ菌感染症検証について衛生研究所、食品衛生協会及び関係者のみなさんに連携協力しました。
また、近年、ノロウイルス集団感染が問題になりましたが、施設利用者の皆さんには安心して利用いただいています。
お蔭様で、約15年間完オゾろ過機器を使用して、メンテナンス年3回、指定水質検査により、浴槽感染防止PL保険の摘要を受け運営しています。
平成23年4月より、土佐市の直営から、社会福祉法人による運営とし、完オゾ殺菌の効果で一層安全・安心とラニングコスト削減に取り組んでおり、また、今般の東日本大震災の教訓を活かし、災害時には、地域の方々へ完オゾろ過機器の有効活用も検討したく思っています。
平成23年11月吉日 社会福祉法人 土佐市社会福祉事業団
特別養護老人ホーム「とさの里」施設長 森田浩司
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機械室写真 |
浴室風景 |
skypeを使用した遠隔管理 |
1F機械室風景 |
機械管理担当者 |
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